QR2 Wheel Side (金属)
交換
先日届いたFANATEC GT DD EXTREME、ホイールベースとステアリングの接続は新規格のQR2が使われています。ただ、ステアリングの方はQR2 Lite Wheel Sideという樹脂製の廉価版でして、これを金属製のQR2 Wheel Sideに交換してみました。
GT DD EXTREME についての記事はこちら
わたしは勘違いしていたのですが、GT DD EXTREMEのホイールベース、ClubSport DD+のステアリング接続部はClubSport DD+専用の金属製QR2です。樹脂製の廉価版QR2 Lite Base Side(Type-C)というものはなく、QR2 Base Side(Type-C)はQR1 Base Side(Type-C)の交換部品です。GT DD EXTREME用に買っても無駄になりますのでご注意。(やらかした)
これがステアリングに付いている樹脂製のQR2 Lite Wheel Sideです。
こちらが、これから取り付ける金属製のQR2 Wheel Sideです。
取り外し
では、交換していきましょう。ステアリングに付いているQR2 Lite Wheel Sideを取り外します。金属製のQR2 Wheel Sideのパッケージには様々なFANATEC製ステアリングホイールに対応した工具・部品が付属しています。
付属のレンチで回します。縦側は先端がボール状になっていてある程度傾けて回せますが、すぐ引き金部分に干渉し、横向きでしか回せなくなります。半廻しごとに、いちいち挿し直す必要があります。
ボルトにはワッシャーが付いてます。忘れず取り出しましょう。
QR2 Lite Wheel Sideを取り外すと、接続端子が見えます。端子の周りの厚さが重要でして…
端子の周りが分厚い樹脂製でしたら、そのままQR2 Wheel Sideを取り付けます。薄い金属製のものは取り外して分厚い樹脂に交換する必要があります。
分厚い樹脂を止めるネジは、
- CSL Universal Hub
- GT Steering Wheel PRO
- CSL Elite Steering Wheel WRC
- CSL Steering Wheel P1 V2
- SCL Steering Wheel BMW
以上5つのステアリングはステアリングに付いていたネジを再利用します。その他のステアリングは金属製QR2 Wheel Sideに添付されているネジを使用します。GT DD EXTREMEは最初から分厚い樹脂だったので、そのままでOK。
取り付け
QR2 Wheel Sideの接合面上下に凹みがあります。凹みの大きい方をステアリングの下に合わせて装着します。
取り付けることができました。引き金を引くと、カシャカシャ金属音がします。
ホイールベースに装着します。カシャン!子気味よい音が響きます。
実走
走行してどうだったのか
フォースフィードバックがめちゃくちゃ重くなりました!重くなっただけで、精細さはありません。GT7のフォースフィードバック最大トルクは5に設定してあったのですが、3まで下げるとこれまでと同じような重さ。
そして、しょっちゅう勝手にギアがニュートラルへ入るようになりました。運転できたもんじゃありません。2024/04/24時点で、GT DD EXTREMEとGT7は未対応のようです。QR2 Wheel Sideの導入は待った方が良いでしょう。
明日、2024/04/25にGT7のアップデートが入るようなので、そこで対応があるかもしれませんね。アップデートしたら変化がないか試してみます。